"左官"の技術を次の時代へ
左官というと、漆喰や珪藻土といった自然の塗り壁のイメージ、伝統の建築に関わる仕事を思い浮かべるかもしれません。寺社仏閣が多い京都、歴史ある建築物を維持するための塗り壁技術を伝承することは、もちろん大切なことであり、京都の左官業者としても責務と考えております。安永壁産では、この伝統的な技術の伝承に加えて、新しい建材や工法を取り入れた新しい分野を取り入れ、現状に甘えることなく、よりいい壁をお客様に提供するために、メーカーとともに次の時代に対応できる左官のあり方を探求して参ります。
薄塗工法という
理想的な技術を採用
土壁を主とした漆喰、聚楽などは趣もあり優れた仕上材ではありますが、従来の工法では工期・工程・コストにおいて少なからず抱える問題もあり、敷居の高いイメージを持たれがちです。私たちは、この素晴らしい壁を、もっと身近なものとして、お客様の部屋を彩ることはできないかと考えております。
現在では左官の塗り壁も進歩し、薄塗で仕上げることのできるものもあり、カーテンを替えるように壁を塗り替えることも可能となりました。
他業種の仕上に勝るとも劣らない、”左官の塗り壁”をもっと気軽にお客様にご堪能いただきたいと日々努力しております。
理想的な技術を採用
経験がものをいう仕事
だから生涯現役が叶う
また資材だけでなく、人材に関しても知っていただきたい持論があります。それは、左官に定年はないということ。50〜60才、さらにそれ以上の年齢でも続けておられる方がたくさんいらっしゃいます。いわば、高齢者でもできる仕事なんです。若い人材がなかなか集まらない、と嘆く左官の会社もありますが、そもそも若くなければいけない理由はない。学校を卒業してからずっとサラリーマン生活をしてきたけれど、今から人生の方向を変えたい、そんな40〜50代から、職人をめざすことも可能なのです。未来のある10代の若者はもとより、社会経験のある方も必ず輝ける場所があります。年齢・経験を超えて、前向きに仕事に取り組める仲間を現場は求めています。
だから生涯現役が叶う
CAREERS採用情報
技術を武器にさまざまな現場へ
左官は一生続けられる仕事です
左官業は職人の世界。技術を磨き続けられる本当にやりがいのある仕事です。
でも、職人という言葉を聞くと「何十年もの厳しい修行が必要では?」と思わず身構えてしまう人も多いのではないでしょうか。
もちろん、時間をかけ厳しい修行の中で伝統の技術を育む左官業も大切です。しかし、私たちの使命は伝統を守りながらも、様々な人に左官業を知ってもらい、 一人でも多くの方々に門戸を開くことだと思っています。まったくの異業種、サラリーマンからの転職であっても問題ありません。3年で一人前の職人になれるよう丁寧に指導いたします。
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